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うつつなき太守(なりきりです)による歴ヲタの備忘録

京都は白峯神宮に参拝〜蹴鞠の聖地で勝手に選んだ歴史人物サッカー日本代表

吹田サッカースタジアムに出張る前に、京都にあるサッカー・球技の神様として知られる白峯神宮にお参りしてきた。ここは蹴鞠の飛鳥井家邸宅跡だから、ということからそうなったらしく、サッカー日本代表はじめさまざまなアスリートがボールやらなんやらを願掛け奉納している。じゃが、ここ白峯神宮の祭神は日本最強の怨霊・崇徳天皇淳仁天皇で、もともとは怨霊の鎮魂のために創建された神社なんじゃよ。

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幕末の国難にあたり、孝明天皇は長年、朝廷が対峙してきた崇徳天皇の怨霊問題に決着をつけようと決意した。保元の乱で讃岐に配流となり、そのままにされていた崇徳天皇の御霊を正式に京にお迎えすることで、怨霊を沈め、この国の安定を願ったわけじゃ。じゃが、孝明天皇は疱瘡により急死してしまう。徳川幕府贔屓だったから毒殺されたという噂もある。その後、明治新政府は、孝明帝の意思を継いで社殿を造営。これが白峯神宮というわけじゃ。

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境内にある「崇徳天皇欽仰之碑」。そして保元の乱で敗れた源為義・為朝公を祀る「伴緒社」。そこに足を止める人は少ない。この日は、部活を頑張っているであろう修学旅行生がたくさん来ていたが、ほぼ通り過ぎるのみ。まあ、平成の世で、怨霊だなんだいっても流行らないし、そういうのが好きな人は晴明神社に行くわな。仕方がないから、かわりにわしが崇徳帝、源為義・為朝父子に手を合わせておくぞ。

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ふらふらしておったら、湘南ベルマーレ伊勢原サポーターズクラブの提灯が奉納されているのを発見。よくみるとその下に蛙の一平くんがw  ベルマーレが、ACLに出場したなら、わしもあらためて御礼に来るとしよう。その前に残留じゃがな。

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飛鳥井家は藤原北家につながる家で、代々、和歌と蹴鞠を家業とをする名家じゃ。かつて源頼家公は飛鳥井雅経に蹴鞠を学び、畠山重保といっしょにリフティング技術を磨いたとか。フットサルコートを彷彿とさせる蹴鞠場。こういうところで雅な宮廷人たちが技を競ったということで。

球技上達の「撫で鞠」というのがあったので、せっかくなので撫でてきた。端戸と下田のゴラッソも、その恩恵なのか。それは、ぜんぜん関係ないじゃろう。なお、撫で鞠を触るときは指を詰めないようにご注意を。

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暇に任せて、歴史人物サッカー日本代表を選んでみた。世界で戦える11人を選んだつもりじゃが、いかがかな。中盤は個人技にすぐれる3人を入れたが判断力が鈍いかも。ディフェンスは鬼の副長が「退く者は斬る!」と統率してくれそう。課題はやはり、チームワークじゃな。みんな個性が強すぎてかなり心配。監督は太閤秀吉にお願いするとしようかのう。

ダブルボランチ、やっぱり弱いかのう……

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